第32回Microwave Surgery研究会

ご挨拶

ご挨拶

 この度、第32回Microwave Surgery研究会を平成25年9月13日(金)、14日(土)の2日間、アルカディア市ヶ谷にて開催させていただくこととなりました。  
 マイクロ波は優れた凝固・止血機能があるため、本研究会理事長の田伏克惇先生が肝切除での応用へ道を切り開いたことを契機として、臨床応用、特に手術手技で様々なデバイスが開発され、大きな発展がありました。今後、さらに新たなデバイスの臨床応用も期待されています。また、種々の癌に対する局所治療についてもエタノールに代わる新たな治療法として脚光を浴び、ラジオ波焼灼療法等の電磁波を用いた治療法の先鞭となってきました。
 しかし、局所治療の面では、凝固範囲が比較的小さいこと、および穿刺電極が太いことなどにより、内科医がマイクロ波を用いて経皮的に治療を行う機会はラジオ波焼灼療法に比べて減少してきました。
 一方、最近になって海外では改めてマイクロ波に注目が集まっており、欧米や中国の企業が開発にしのぎを削っている状況であり、今後、海外から新たな技術革新が報告される可能性があります。
 マイクロ波には多くの優れた点がありますが、まだ十分にその利点を応用できているとは限りません。マイクロ波を今後さらに発展させて臨床応用する上で、改めてその原点に立ち返ってみる必要もあるのではないかと考えます。そこで、今回の研究会のテーマを『アブレーション治療の原点、マイクロウェーブを見直す』として、現在盛んに行われるようになった電磁波治療の原点であるマイクロウェーブを再考してみたいと考えております。
 一般の人になじみの多い、電子レンジに一度立ち戻って、基礎研究から臨床まで幅広く議論できればと考えております。硬直化しがちの考えにbreak throughをと企画しております。
 また、マイクロ波だけでなくラジオ波等も含めた局所治療、低侵襲治療に関する演題を広く応募いたします。
 是非、多くの皆様に参加していただき活発な議論をしていただければと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。